2024年春期特別企画展「入監中の南方熊楠 1910年の拘置をめぐって」


イベント詳細


 

 

神社合祀反対運動を精力的に行っていた南方熊楠は、1910年の夏、教育会の集会に乱入し、16日間の入監生活を送ることになりました。今回の展覧会では、熊楠が監獄で書きつづった手記や、事件について詳細を報じた『牟婁新報』など貴重な資料をもとに、熊楠の入監とそれが与えたさまざまな影響について紹介します。熊楠の人生の中で、入監はいったいどのような意味を持つものだったのでしょうか。

■会期■
2024年3月16日(土)~5月5日(日)
10:00~17:00(最終入館は16:30)

■内容■
事件の発端
熊楠の入監生活
入監事件とは何だったのか

■展示担当■
武内善信(南方熊楠研究会会長)
三村宜敬(南方熊楠記念館学術スタッフ)
千本英史(奈良女子大学名誉教授)
野村さなえ(同志社大学大学院博士課程)
松居竜五(龍谷大学教授・南方熊楠顕彰館館長)
岩崎仁(京都工芸繊維大学非常勤講師)
辻晶子(大阪経済大学専任講師)
岸本昌也(武蔵大学非常勤講師)

■関連イベント■
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第60 回講演会
「手記から読み解く熊楠の入監生活」
日 時:4月28日(日)14:00~16:30
定 員:30名(申込不要)
会 場:南方熊楠顕彰館1階学習室
講 師:三村宜敬、野村さなえ、松居竜五、岩崎仁