ご冥福をお祈り申し上げます。
『科学の人・孫文 思想史的考察』(勁草書房、2014年)の著者で、孫文の研究者として多数の論文を執筆され、『熊楠研究』にもご投稿いただいた武上真理子さんが逝去されました。
昨年度末で研究職から離れ、ご実家の仕事に就いておられましたが、4月始めに脳梗塞で入院、その後自宅療養中に再度発作を起こしお亡くなりになり、24日に葬儀が行われました。
武上真理子さんは孫文生誕140周年記念孫文記念館特別展「孫文と南方熊楠 : 海外にて知音と逢う」で中心的な役割を果たされ、孫文記念館と南方熊楠顕彰会の橋渡し的な役割をされました。
ここに改めて、武上真理子さんのご功績、並びに南方熊楠顕彰へのご尽力に対し敬意と感謝を申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。