「残響の熊野PartⅡ ・・・熊楠がすれ違った風景の現在」開催!!


イベント詳細


牛尾武 作品展

●開催主旨
昨秋に世界遺産 熊野本宮館で開催された展観「残響の熊野」では、牛尾画伯の目と耳にとどまらない感性とすばらしい技法で切り取られた作品は、「人々の記憶の中にある田辺と熊野」に光を当ててくれました。
今回の展観では、田辺中心市街地の方々にも御覧になっていただけるよう、副題「熊楠がすれちがった風景の現在(いま)」のとおり、熊楠が日頃の暮らしのなかで、ときには植物採集で遠出もするなかで、すれ違った田辺とその周辺の風景を、牛尾画伯の作品と高山寺曽我部住職の文章とともにご披露するものです。
「熊楠が愛し守ろうとした森、自然、景観、文化etc…」に想いを馳せていただき、「私たちの暮らしのなかの身近な今ある風景」、「次世代に残したい風景」を胸に刻んでくだされば幸いです。
また、市外より田辺にお越しのお客様にも、田辺のまちなかを散策いただき、旧武家屋敷町の一角にある南方熊楠顕彰館で、田辺の風景をお知りいただく機会となれば幸いです。
■主催
NPO法人 情報発信センター・たなべ/南方熊楠顕彰会

■会期
平成23年2月9日(水)~3月13日(日)

■会場
南方熊楠顕彰館(学習室)
※講演会使用時は展観休止となります。

■観 覧 料
無料

■展示構成
①牛尾画伯素描  27点
牛尾画伯日本画 1点
②曽我部住職エッセイ
曽我部大剛氏(高山寺ご住職)のエッセイ 13点
③地図・解説
・熊楠の時代の田辺町の範囲を表した地図で、牛尾画伯写生ポントを紹介
・風景(場所)と熊楠との接点等についての解説
※昨秋、世界遺産熊野本宮館で展示された25点の素描画(6号)と、今回新たに描かれた素描画、「鳥ノ巣海岸」・「熊楠邸」及び日本画「神島より」(10号)を展示しています。