【終了しました】講演会「腹稿の世界」※一部内容を変更しました(4/23)
※和歌山県内全域への外出自粛要請に伴い、一部内容を変更いたしました※
2021年5月1日(土)、南方熊楠顕彰館にて講演会「腹稿の世界」を行います。
現在開催中の特別企画展に関連した、展示担当者による講演会です。
第29回特別企画展「腹稿の世界」関連イベント
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第50回
講演会 「腹稿の世界」
日時:2021年5月1日(土) 14:00~16:00(予定)
参加方法:①オンライン視聴(Zoom)
URL:https://us02web.zoom.us/j/87260860590
ミーティングID: 872 6086 0590
※ご参加の際は、マイクのミュート、カメラのオフをお願いいたします
②パブリックビューイング
会場:南方熊楠顕彰館 1階(定員30名、申込不要/聴講無料)
※新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるため、参加者の健康と安全を最優先に考慮し、
オンライン視聴のみとさせていただきます
内容
■腹稿のさまざま
平川 恵実子 氏(鳴門教育大学准教授)
■腹稿、草稿、覚書
岸本 昌也 氏(武蔵大学非常勤講師)
■腹稿の構造的特徴を考える
田村 義也 氏(成城大学非常勤講師)
■文筆家としての熊楠
志村 真幸 氏(慶應義塾大学非常勤講師)
■質疑応答
司会・進行:松居 竜五 氏(龍谷大学教授)
■■配布資料■■
講演会「腹稿の世界」配布資料(メモ)
講演会「腹稿の世界」配布資料(腹稿、草稿、覚書)
第31回南方熊楠賞授賞式の延期について
第31回南方熊楠賞授賞式の延期について
2021年5月8日(土)に開催を予定しておりました第31回南方熊楠賞授賞式・記念講演につきまして、新型コロナウイルス感染症の急激な再拡大により、「まん延防止等重点措置」対象区域が拡大し、また、和歌山県下におきましても感染が拡大傾向にある状況を鑑み、皆さまの安全と安心を最優先に考慮し、延期させていただくこととなりました。
なお、あらたな日程につきましては、決まり次第HP等でお知らせいたします。
■お問合せ
南方熊楠顕彰館
TEL:0739-26-9909
E-Mail:minakata@mb.aikis.or.jp
新作グッズ「一筆箋」販売開始!
新作グッズ「一筆箋」の販売を開始しました!
イラストレーター佳矢乃さんがデザインを手掛ける新作グッズです。
表紙や中面には変形菌をあしらい、カラフルで可愛らしいデザインになっています。
購入方法はこちらをご覧ください!
館長交代のお知らせ
このたび、南方熊楠顕彰館館長 曽我部大剛が令和3年3月31日をもちまして退任いたしました。新たな館長に、令和3年4月1日付で松居竜五(まつい・りゅうご)が就任いたしましたのでお知らせします。
新館長の松居竜五は、大学院生の1990年に初めて田辺市の南方熊楠邸を訪ね、その後、南方熊楠資料研究会、南方熊楠顕彰会の一員として、初期の邸内資料調査から熊楠研究・顕彰事業に深く関わってまいりました。南方熊楠顕彰館建設時は、建設委員会委員や設計提案競技審査員を務めています。現在、南方熊楠顕彰会理事・学術部委員、南方熊楠研究会運営委員、『熊楠研究』編集委員、熊楠関西研究会等を兼任しています。
新館長とともに、南方熊楠研究の拠点としての活動を一層発展してまいりますので、引き続き南方熊楠顕彰館へご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
■略歴
1964年 京都府生まれ
1991年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退
同大学教養学部講師
1994年 ケンブリッジ大学客員研究員
1997年 駿河台大学助教授
2001年 龍谷大学国際文化学部助教授
2007年 同大学同学部准教授
2012年 同大学同学部教授(2015年 学部名変更)
2016年 東京大学大学院総合文化研究科 論文博士(学術)
現在 龍谷大学国際学部教授、日本国際文化学会事務局長
■受賞歴
1992年 小泉八雲賞奨励賞
2017年 第14回角川財団学芸賞
■館長就任のごあいさつ
この度、南方熊楠顕彰館長を拝命いたしました、松居竜五でございます。
1867年に生まれた南方熊楠は、若き日に米英で学問的研鑽を積んだ後、那智での思索の日々を経て、37歳で和歌山県の田辺にたどり着きます。後半生の熊楠は、紀伊半島の生態を調査するための拠点として田辺を位置づけるとともに、ここから文通による国内外の学者との対話を続けました。そのような環境の中で、民俗学と博物学を中心とした、あらゆるものを対象とする独自の学問が、切り開かれることとなりました。
熊楠の没後、その資料は遺族の手によって、旧邸の蔵の中にたいせつに保管されることになりました。2006年に旧邸の隣地に建設された南方熊楠顕彰館には、それらのほとんどが移管されています。現在、顕彰館には、熊楠が生涯にわたり蓄積したさまざまな書籍や抜書やメモ類、標本などの資料が、ほぼ当時のままの状態で残されています。
こうして奇跡的に継承された熊楠の遺産を受け継いだ南方熊楠顕彰館では、関連機関やさまざまな分野の研究者と協力して、熊楠の学問の全体像を明かにする作業を続けてきました。これまで、地元の田辺のみなさまの厚いご支援と、外部に開かれた研究体制によって作り上げられてきた顕彰館のさらなる発展のために、微力ながら精一杯努めたいと考えております。どうかこれからも、みなさまのお力添えをいただけますよう、伏してお願い申し上げる次第です。
令和3年4月1日
松居 竜五
『あゆみ-南方熊楠賞第30回記念記録集』の発行について
このたび、南方熊楠顕彰会では、昨年第30回を迎えた南方熊楠賞の記録を後世に残す記念誌『あゆみ-南方熊楠賞第30回記念記録集』を発行いたしました。
今回の記念誌は、第20回の記念誌として発行した『あゆみ-南方熊楠賞の20年と顕彰事業の足跡』を踏襲し、第21回から第30回までの記録を収録しています。
詳しくはこちらをご覧ください。