ホーム » minakata の投稿 (ページ 36)

作者アーカイブ: minakata

【終了しました】てんぎゃんクマグス賞受賞作品の館内展示について

てんぎゃんクマグス賞受賞作品の館内展示について

西牟婁地方科学教育研究会・田辺市教育研究会理科部会が主催する
「田辺・西牟婁地方科学作品展示会」には、「てんぎゃんクマグス賞」が設けられています。
これは、小・中学生が郷土の偉人「南方熊楠」を知るきっかけをつくるとともに、
熊楠の研究分野の一つである自然科学分野への関心を促すことを目的とするものです。
てんぎゃんクマグス賞を受賞された5作品を当館で展示いたしますので、ぜひご覧ください。

【てんぎゃんクマグス賞受賞作品展示】
期間:2020年2月22日(土)~3月8日(日)
場所:南方熊楠顕彰館 1階
受賞作品:
「水風せんポンプを作ったよ」
中本春樹さん(田辺第三小学校3年)
「田辺市周辺で見ることのできる100種類以上の野鳥と、鳥たちの住む探鳥地の環境について」
坂井始さん(田辺第三小学校4年)
「土砂崩れをおこす」
山﨑唯央さん(田辺第二小学校5年)
「雲と天気のしくみ~天気予想と台風~」
小柳百花さん(田辺第二小学校6年)
「私達の住んでいる土地と植物化石から分かること」
横山佳奈さん(衣笠中学校3年)

※新型コロナウイルスを含む感染症予防・拡大防止のため、
ご来館の際は、マスクの着用や手指のアルコール消毒等の対策にご協力くださいますようお願いいたします。

悼 川島昭夫先生(京都大学名誉教授)が逝去されました

ご冥福をお祈り申し上げます

南方熊楠顕彰会協力研究者の川島昭夫先生が逝去されました。69歳でした。

川島先生は、昨夏以来入院加療中でしたが、今年1月末に容態が悪化し、2月2日にお亡くなりになりました。

川島先生は、イギリス近代史研究者で、南方熊楠資料研究会(当時)による南方邸蔵書・資料調査に1993(平成5)年以来参加され、特に洋書蔵書の目録作成にご尽力いただきました。

また、柑橘類研究者の田中長三郎と南方熊楠の交流について、一次資料にもとづく詳細な調査と考察を残されました。昨年の南方熊楠顕彰館の月例展「田中長三郎」(2019年2月~3月)、「ウォルター・T・スウィングル」(同年6月~7月)でも、中心となって活躍されました。ご研究が進行中だっただけに、哀惜の念に堪えません。

ここに改めて、川島昭夫先生のご功績と南方熊楠研究へのご尽力に対し敬意と感謝を申し上げ、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

【終了しました】第55回月例展 熊楠とゆかりの人びと 第38回「今井三子」


南方熊楠顕彰館の月例展では、熊楠とゆかりのあった人物をシリーズで取り上げ、その人物の生涯や業績、熊楠との関係などについて展示しています。

第55回月例展でご紹介するのは、今井 三子(いまい さんし)です。
今井 三子(1900~1976)は、日本が生んだ世界的に著名な菌類学者の一人で、北海道第一師範学校(現北海道教育大学)教授、横浜国立大学教授、フェリス女学院大学教授等を歴任した人物です。熊楠と今井の手紙のやりとりや、今井が発表した学術論文からは、二人がキノコを共同研究していたことが読み取れます。
本展示では、熊楠と今井が研究した「キノコ」とは一体何なのかにはじまり、北海道の今井と和歌山の熊楠とがどのようにして知り合い、共同研究に至ったのか、そして二人の共同研究はどのような発展を遂げたのかについて、色々なキノコの写真や熊楠の手紙などを交えながらご紹介します。また、国立科学博物館所蔵の南方熊楠菌類図譜も展示します。

皆さまのご来館をお待ちしております。


◆会期◆
 観覧無料!
2020年2月1日(土)~3月8日(日)
10:00~17:00(最終入館は16:30)
(ただし、2月3日・10日・12日~17日・24日・25日、3月2日は休館)

◆展示担当◆
郷間 秀夫 氏(栃木県農業大学校教授)
萩原 博光 氏(国立科学博物館名誉研究員)

◆ギャラリートークは中止します。◆

【終了しました】講演会「十二支考<鼠>談義」

2020年1月5日(日)、南方熊楠顕彰館にて講演会「十二支考<鼠>談義」を行います。
現在開催中の企画展に関連した、展示担当者による講演会です。
新しい子年の初めに、熊楠が書き遺した<鼠>論考をのぞいてみませんか。
皆さまのご来館、心よりお待ちしております。

新春吉例「十二支考」輪読 企画展「十二支考<鼠>談義」関連イベント
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第46回
講演会 「十二支考<鼠>談義」

日時:2020年1月5日(日) 14:00~16:00(予定)
会場:南方熊楠顕彰館 1階 学習室
※定員60名程度(申込不要/聴講無料)

内容
■<鼠>の抱えたフクザツな事情 ―「十二支考」<鼠>の原稿・草稿類―

   一條 宣好 氏(敷島書房店主)
■熊楠の見た世界の<鼠>信仰 ―インドを中心に―
   ゴウランガ チャラン プラダン 氏(国際日本文化研究センター研究員)
■南方熊楠の昔話研究 ―「鼠の嫁入り」を例として―
   一條 宣好 氏(敷島書房店主)
■熊楠の見た鼠の文学
   伊藤 慎吾 氏(国際日本文化研究センター客員准教授)
■熊楠とネズミ
   土永 知子 氏(南方熊楠顕彰会学術部委員)
■質疑応答

司会・進行:伊藤 慎吾 氏

【終了】第12回南方熊楠ゼミナールの開催について

第12回南方熊楠ゼミナール開催のお知らせ

【日 時】2020年2月16日(日)14:00~16:30(13:30開場)
【場 所】和歌山市和歌浦 片男波公園 健康館アリーナ(〒641-0022 和歌山市和歌浦南3丁目1700)
【定 員】300名(要電話申込・入場無料)

【内 容】
①講演「南方熊楠に何を学ぶか図譜と図鑑」
荒俣宏先生(南方熊楠記念館名誉館長)
②鼎談「熊野の妖怪」
荒俣宏(作家)×マエオカテツヤ(漫画家・タレント)×田村義也(南方熊楠顕彰会学術部長)

【主 催】
南方熊楠ゼミナール実行委員会(田辺市・南方熊楠顕彰会 白浜町・南方熊楠記念館)
【申込・問合せ】
南方熊楠記念館
0739-42-2872