【終了しました】第28回特別企画展「熊楠のシダ植物研究~江戸園芸から近代植物学へ~」
南方熊楠はキノコや変形菌(粘菌)で有名ですが、シダ植物への関心も高く、アメリカ・アナーバーや那智で多数を採集し、現在も約800点の標本が残されています。本展では、熊楠の作製したシダ標本、江戸期の珍品を集めた図鑑である『松葉蘭譜』、アメリカ時代に購入した古生代の大型シダ・リンボクの化石、イチョウ精子の発見者として有名な平瀬作五郎とのマツバラン研究などを紹介することで、熊楠とシダの関係性に迫っていきます。
■会期■
2020年7月18日(土)~9月20日(日)
■内容■
熊楠と和歌山のシダ植物
平瀬作五郎とのマツバラン研究
『松葉蘭譜』と田辺の園芸愛好家たち
化石から見る陸上植物の起源
シダから生まれる子羊の伝説
熊楠の自然保護とシダ
■展示担当■
志村真幸(慶應義塾大学非常勤講師)
土永知子(南方熊楠顕彰会学術部委員)
土永浩史(南紀生物同好会役員)
郷間秀夫(栃木県農業大学校教授)
■展示協力■
大阪市立自然史博物館
滋賀県立彦根東高等学校
福井県教育総合研究所教育博物館
(公財)南方熊楠記念館
ご来館される皆さまへのご案内とご協力のお願い
○ご来館される皆様へのご案内とご協力のお願い
新型コロナウイルス感染症対策のため、5都道県(北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の皆さまには、当館のご利用をお控えいただいておりましたが、都道府県境をまたぐ移動の自粛要請が6月19日より全面的に解除されたことに伴い、当館におきましても県外からお越しの皆さまのご利用を全面的に再開いたします。
新型コロナウイルス感染症対策について ~ご来館される皆さまへのご案内とご協力のお願い~
■お問い合わせ
南方熊楠顕彰館
TEL:0739-26-9909
E-Mail:minakata@mb.aikis.or.jp
【終了しました】企画展「物語のなかの南方熊楠~小説・マンガ・映画・音楽~」
南方熊楠は、さまざまなフィクションのなかでも活躍してきました。本展覧会では、十数名の研究者たちがイチオシの物語を紹介いたします。
今回は、館内の展示と並行して、南方熊楠顕彰会公式Facebookでも内容を順次紹介いたします。企画展でとりあげた作品を通して、熊楠の活躍する姿を「おうち」でも楽しんでいただけるものとなっています。ぜひご覧ください。
南方熊楠顕彰会公式Facebook
♦会期♦
2020年6月6日(土)~8月16日(日)
前期:6月6日(土)~7月12日(日) 後期:7月14日(火)~8月16日(日)
※前期・後期でパネル及び展示品の入れ替えを行います。
♦展示担当♦
志村真幸(慶應義塾大学非常勤講師)
♦展示作品♦
神坂次郎『およどん盛衰記 南方家の女たち』
水木しげる『猫楠 南方熊楠の生涯』
岸大武郎『てんぎゃん-南方熊楠伝-』
森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』
江戸川乱歩『緑衣の鬼』
ほか
講演会動画のYouTubeへのアップについて
2019年1月5日に南方熊楠顕彰館で開催した『熊楠をもっと知ろう!』シリーズ 第42回
講演会「恭賀亥年!古今東西、亥と菌の話-十二支考〈猪〉を中心に-」より、
「十二支考〈猪〉をめぐる執筆背景と時代背景」杉山 和也(青山学院大学博士後期課程)
「猪をめぐる民俗学―十二支考〈猪〉との関連から」加藤 秀雄(成城大学民俗学研究所研究員)
「猪が導く、熊楠と地下生菌の知られざる関係」折原 貴道(神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員)
「猪の文学史 亥は豚か猪か」小峯 和明(立教大学名誉教授)
の模様を、公式YouTubeにアップいたしました。
みなさま、ぜひご覧ください。
※講師の肩書きは、講演会当時のものです。
南方熊楠顕彰館開館のお知らせ
南方熊楠顕彰館開館のお知らせ
新型コロウイルス感染症拡大防止のため4月18日(土)から臨時休館としてきましたが、緊急事態宣言が解除されたことに伴い、感染対策を講じたうえで、5月16日(土)から南方熊楠顕彰館および南方熊楠邸を開館いたします。
※なお、5月18日(月)は開館、5月21日(木)~25日(月)は休館いたします。
※今後の新型コロナウイルス感染症の状況により変更となる場合があります。
新型コロナウイルス感染症対策について ~ご来館される皆様へのご案内とご協力のお願い~
■お問い合わせ
南方熊楠顕彰館
TEL:0739-26-9909
E-Mail:minakata@mb.aikis.or.jp