【終了しました】第33回特別企画展「青木梅岳~熊弥さんの藤白での療養を支えた画家~」(南方熊楠顕彰館・田辺市立美術館連携事業)
青木梅岳は、松阪に生まれ、新宮、田辺など紀南遍歴を経て海南藤白で活躍した日本画家です。南方熊楠の長子熊弥さんが藤白で療養生活を送った際の住まいは梅岳の邸宅の隣地でした。梅岳はさまざまなかたちで、熊弥さんの生活を支援していたようです。
本展では、まだあまり広くは知られていると言いがたいその作品および関連資料を展示し、梅岳の芸術とその人となりをうかがうとともに、熊楠と熊弥さんが過ごしたこの時代、この地域の文化状況を明らかにします。
なお、田辺市立美術館、有田市郷土資料館、海南市歴史民俗資料館、南方熊楠記念館でもそれぞれ梅岳をテーマにした展示が催されますので、ぜひ足を運んでみてください。
■会期■観覧無料
2023 年3 月18 日(土) ~ 5 月7 日(日)
※5 月6 日(土)は、南方熊楠顕彰館展示の観覧はできません
■会場■
南方熊楠顕彰館
田辺市立歴史民俗資料館企画展示室(田辺市文化交流センターたなべる2 階)
■展示品■
南方熊楠顕彰館
・展示パネル
・梅岳作品
・熊楠関連資料
・インタビュー動画
歴史民俗資料館
・梅岳作品
・梅岳関連資料
・梅岳子孫の作品
■展示担当■
武内善信(南方熊楠研究会会長)
田村義也(成城大学非常勤講師)
千本英史(奈良女子大学名誉教授)
辻 晶子(大阪経済大学専任講師)
■シンポジウム■
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第57 回
「青木梅岳 熊弥さんの療養を支えた画家」
梅岳の出生地松阪、紀伊半島を題材とした作品など画業の数々、終焉の地藤白の文化状況など、梅岳の芸術とその人間性を辿り、熊楠と熊弥さんが過ごした地の文化的生活環境を考えます。
日時:4 月30 日(日)13:30 ~ 16:30
会場:田辺市文化交流センターたなべる2 階 大会議室(Zoom での聴講も可能)
定員:70 名(会場)、100名(Zoom)
※会場にお越しの際は、駐車場に限りがあるため、なるべくお乗り合わせを頂くか、自動車以外でお越しください。
パネラー:吉田悦之氏(本居宣長記念館名誉館長)
糸川風太氏(田辺市立美術館学芸員)
矢倉嘉人氏(海南市教育委員会生涯学習課)
コメント:武内善信、田村義也
コーディネーター:千本英史
司会:辻晶子
申込方法:会場参加…申込フォーム(https://forms.gle/8MkjwWqCcF5PmdSc8)もしくは電話(0739-26-9909) 締め切りました
Zoom での聴講…申込フォーム
申込締切:4 月23 日(日)(定員になり次第締切)
■田辺市立美術館■
小企画展「近代紀南の画家Ⅳ 青木梅岳」
観覧料:260 円(学生及び18 歳未満の方は無料)
臨時休館のお知らせ
資料整理のため、下記の期間を臨時休館とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2月14日(火)~2月16日(木)
【終了しました】てんぎゃんクマグス賞受賞作品の館内展示について
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てんぎゃんクマグス賞受賞作品の館内展示について
西牟婁地方科学教育研究会・田辺市教育研究会理科部会が主催する「田辺・西牟婁地方科学作品展示会」には、「てんぎゃんクマグス賞」が設けられています。
これは、小・中学生が郷土の偉人「南方熊楠」を知るきっかけをつくるとともに、熊楠の研究分野の一つである自然科学分野への関心を促すことを目的とするものです。
南方熊楠顕彰館では、「第76回田辺・西牟婁地方科学作品展示会」において「てんぎゃんクマグス賞」を受賞された5作品を展示いたしますので、ぜひお越しください。
【てんぎゃんクマグス賞受賞作品展示】
〇期間:2023年2月11日(土)~3月12日(日)
〇時間:10時~17時(最終入館16時30分)
〇場所:南方熊楠顕彰館
〇受賞作品:
「これはなんのたまご・ようちゅうかな?」 𦚰田 航成 さん(中芳養小学校1年)
「エビスグサのけんきゅう」 中野 隆之介 さん(白浜第二小学校2年)
「けんびきょうで見つけたび生物について」 中家 綾音 さん(田辺東部小学校3年)
「死海大実験」 辻岡 悠人 さん(朝来小学校6年)
「1年間の昆虫採集パートⅧ~主に田辺周辺の昆虫2014-2022の記録とオガサワラクビキリギリスの採集~」 向山 光希 さん(東陽中学校3年)
※休館日
2月13日(月)~16日(木)、20日(月)、24日(金)、27日(月)、3月6日(月)
【終了しました】第63回月例展 熊楠とゆかりの人びと第44回「熊楠のライバル 佐藤彦四郎:『N&Q』誌上で熊楠に論争を挑んだロンドン在住日本人」
南方熊楠顕彰館の月例展では、熊楠とゆかりのあった人物をシリーズで取り上げ、その人物の生涯や業績、熊楠との関係などについて展示しています。
第63回月例展では、熊楠の英文論考が多数掲載されたイギリスの学術誌『ノーツ・アンド・クエリーズ』に、1920~30年代に投稿していたもう一人の日本人、佐藤彦四郎をご紹介します。
◆会期◆ 観覧無料
2023年2月4日(土) ~ 3月5日(日)
10:00~17:00(最終入館は16:30)
◆内容◆
・佐藤彦四郎の出自と芝川商店への入社
・ロンドン時代の佐藤
・佐藤の『ノーツ・アンド・クエリーズ』への投稿
・『ノーツ・アンド・クエリーズ』誌上での熊楠との交流
・熊楠宛書簡の紹介
・東洋からの『ノーツ・アンド・クエリーズ』への投稿者たち
◆展示担当◆
工藤哲朗(国立国会図書館司書)
志村真幸(慶應義塾大学非常勤講師)
◆ギャラリートーク◆(展示担当者による説明会)
日時:2 月4 日(土)14:00 ~14:30
3 月4 日(土)14:00 ~14:30
会場:南方熊楠顕彰館
講師:工藤哲朗、志村真幸
【終了しました】南方熊楠顕彰館長講演会「南方熊楠顕彰館はなぜ田辺にあるのか」のお知らせ
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◇南方熊楠顕彰館長講演会「南方熊楠顕彰館はなぜ田辺にあるのか」◇
〇概要
南方熊楠が田辺で没したのは1941年のことです。熊楠が和歌山、東京、アメリカ各地、キューバ、ロンドン、那智、そして田辺で、生涯をかけて収集した万巻の書物や膨大な標本、作成した数々の抜書や数千枚の図譜のほとんどは、自宅の蔵に残されました。熊楠はなぜ、すべての遺品をタイムカプセルのように残して去っていったのでしょうか。また、後世の私たちが、それらをどのようにひも解くことを期待していたのでしょうか。熊楠の資料が田辺市の顕彰館にあることの意味について、前半は講演、後半は座談会の形で解明していきます。
〇内容
第1部 講演
講師:松居竜五(南方熊楠顕彰館長、龍谷大学教授)
第2部 座談会
講師:松居竜五、椛島良介(元「週刊少年ジャンプ」編集者)、志村真幸(慶應義塾大学非常勤講師)
〇会場
紀南文化会館小ホール
〇定員
100名(事前申込要・先着順)
〇申込方法
南方熊楠顕彰会事務局(下記)まで電話または申込フォーム(https://logoform.jp/f/Ks1jW)でお申し込みください。
〇申込期間
2023年2月1日(水)10時~
※定員に達し次第、受付を終了とさせていただきます。
【注意事項】
・ご来場の際は、マスクの着用や検温、手指のアルコール消毒等、会場内の感染予防対策にご協力ください。
・当日、発熱等の症状のある方は、参加をご遠慮いただきますようお願いいたします。
・新型コロナウイルス感染症の感染状況により、内容の変更や、中止とする場合がございます。
【お問合せ】
南方熊楠顕彰会事務局(南方熊楠顕彰館内)
TEL 0739-26-9909
E-mail minakata@mb.aikis.or.jp