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熊楠研究 第10号

●第10号 (2016年3月発行 A5判 294ページ)

巻頭言  武内善信

Ⅰ 特集1 神社合祀反対運動再考
特集にあたって  畔上直樹
神社合祀反対運動研究の現状と問題点 ―「エコロジー」を中心に―  武内善信
神社合祀と神社合祀反対の間にあるもの ―熊楠研究の問題点―
原田健一
「鎮守の森」をめぐる顕彰と検証 ―明治神宮史研究のフィールドから―  今泉宜子
シンポジウム・コメント  田村義也

Ⅱ 特集2 英文論考研究の新展開
南方熊楠 英文論考研究の新展開 ―はじめに―  志村真幸
長編英語論文に基づく南方熊楠の学的方法論の検討 ―いわゆる「事の学」の解明に向けて―  嶋本隆光
『郷土研究』と甲寅叢書 ―南方英文論考と日本の民俗学―  菊池 暁
南方熊楠の『ノーツ・アンド・クエリーズ』誌への投稿(二) ― 一九一六年~一九三三年―  志村真幸

Ⅲ 論考
南方熊楠と『甲斐昔話集』 ―「泡んぶくの敵討」をめぐって―  一條宣好
土宜法龍と「事」ども ―真言教学からの「事の学」再検討のこころみ―  小田龍哉
南方熊楠の因果論とハーバート・スペンサー ―土宜法竜往復書簡に見られる議論を通して―  サライ・ペーテル

Ⅳ 資料紹介  書評
【資料紹介】南方熊楠顕彰館蔵、南方熊楠・岡茂雄往復書簡資料について(承前)  広川英一郎・岸本昌也・田村義也
【書評】唐澤太輔『南方熊楠-日本人の可能性の極限』  松居竜五

平成28年3月刊行
3,000円(別途送料310円)

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