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熊楠研究 第13号

熊楠研究12

●第13号 (2019年3月発行 A5判 303ページ)

Ⅰ 特集1 南方熊楠・熊弥と岩倉病院
南方熊楠・熊弥親子と岩倉  中村 治
南方熊楠と長子熊弥さんの闘病  千本英史
南方家の女三代の記  𣘺本邦子

Ⅱ 特集2 熊楠生前の著作刊行計画
南方熊楠の三冊の著書について  雲藤 等
本山桂川の閑話叢書関係資料-佐々木喜善宛書簡にみるその計画と結末-  三村宜敬
南方熊楠の菌類図譜出版計画とその背景  郷間秀夫
南方熊楠と山梨の関わり-出版および菌類研究をめぐって-  一條宣好

Ⅲ 論文
神社合祀における南方熊楠と柳田国男に対する近年の評価と問題点
-原田健一氏と徳丸亞木氏の見解によせて-  武内善信
「妖怪学」と「事の学」  小田龍哉
「曼荼羅論」以降の論考から「名」と「印」を読み解く  大和茂之

Ⅳ 研究ノート
『十二支考』「犬に関する民俗と伝説」に見える南方熊楠の学的方法
-イスラームの視点から「地球志向の比較学」の問題点をめぐって-  嶋本隆光
南方マンダラの英訳-土宜法龍宛て書簡にみる熊楠のパラダイム  中西須美

Ⅴ 資料紹介
南方熊楠書簡資料 宮武外骨(明治四十五年~大正五年)  郷間秀夫・岸本昌也・千本英史・川島昭夫 編
続 南方熊楠顕彰館に寄贈された小畔四郎収集資料-主に医学・民俗学関係資料解題  矢野倫子

Ⅵ 書評
杉山和也『南方熊楠と説話学』  辻 晶子
南方熊楠+杉山和也+志村真幸+岸本昌也+伊藤慎吾『熊楠と猫』  松下恵子

2019年3月刊行
3,300円(別途送料310円)

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