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第29回南方熊楠賞(自然科学の部)の受賞者が決定しました!!
第29回南方熊楠賞の受賞者が、北海道大学名誉教授の馬渡駿介氏に決定いたしました!!
受賞者の略歴、選考報告を下記のページに掲載しております。
第29回南方熊楠賞受賞者
馬渡 駿介(まわたり しゅんすけ)氏
北海道大学名誉教授
生年月日:1946(昭和21)年10 月6 日(72 歳)
学位:理学博士
専門:無脊椎動物分類学
第29回南方熊楠賞【自然科学の部】選考報告
自然科学の部選考委員会
委員長 堀越 孝雄
第29回南方熊楠賞 自然科学の部は、候補者としてあげられた9名の中から慎重に審議した結果、南方熊楠賞の受賞者に馬渡駿介氏を選考した。
【終了しました】南方熊楠顕彰館 常設展示リニューアル記念式典の開催について 3/23 10:00~
3月23日㊏よりリニューアルした常設展示を一般公開します。
10時より常設展示リニューアル記念式典を開催しますので、館内への入館は式典終了後10時30分前後を予定しております。
一般の観覧者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。
■記念式典
・日 時:2019年3月23日(土) 10:00~10:30
・場 所:南方熊楠顕彰館 玄関
・次 第:【南方熊楠顕彰館 新常設展示開館式】
1.開式
2.市長挨拶 田辺市長
3.経過報告 文化振興課長
4.来賓祝辞 田辺市議会議長
5.来賓等紹介
6.テープカット
7.閉式挨拶 南方熊楠顕彰館館長
8.閉式
※式典終了後、通常開館。
【終了しました】南方熊楠顕彰館 常設展示リニューアルプレス内覧会 3/22 14:00~
南方熊楠顕彰館の常設展示をリニューアルしていますが、一般公開に先立ち2019年3月22日㊎の休館日にプレス内覧会を開催します。
プレス関係の方で参加ご希望の方は南方熊楠顕彰館までご連絡ください。
なお、一般の方は参加できませんので、悪しからずご了承ください。
日時:2019年3月22日㊎午後2時~3時
場所:南方熊楠顕彰館


◇常設展示リニューアルの目的
南方熊楠顕彰館は南方熊楠翁の顕彰のため、南方熊楠邸及び資料の保存・研究、成果の活用、情報発信を目的に建てられており、一般の方を対象とした常設展示は物足りないものとなっている。館内では、月例展や特別企画展など年6回の展示を行っているが、専門的なものが多く、一般客には少し難しいものとなっていた。このことから、館内の常設展示を一般向けの幅広い世代が親しめる内容に刷新し、入館者の増加はもちろん、市民のリピーターを増やして今後の顕彰事業を支える若い世代の育成を図るとともに、田辺の街なかを周遊する来訪者の観光施設として地域の観光振興・中心市街地活性化に寄与することを目的として展示替えを実施する。
◇新常設展示の概要
➀導入部壁面
・南方熊楠顔拡大写真壁面グラフィック
・南方マンダラホログラム
⓶島展示
「南方熊楠と熊野古道」コーナー
・熊野古道模型(2018.2月、田辺高校1年H組寄贈)
・デジタルフォトフレーム「南方曼陀羅の風景地」 1台
※国の名勝「南方曼陀羅の風景地」画像をリピート上映。
「熊楠が見た世界」コーナー
・デジタルフォトフレーム 3台
※デジタルフォトフレームでテーマごとに12の資料画像をリピート上映。
(テーマ)「熊楠が残した記録」、「熊楠が集めた標本」、「熊楠と写真」
⓷「熊楠クロニクル~自然科学研究」コーナー
・R壁面解説グラフィック
・資料展示(レプリカ) 4点(サイン帳、ロンドン抜書、南方二書、顕微鏡)
・変形菌標本ケース 1点
・クマグスの目(パネルのぞき穴) 4箇所
⓸「人文学研究」コーナー
・解説グラフィック
・タッチパネルモニター「熊楠の思考を読み解く」 1台
※資料画像を自由に拡大縮小して閲覧。
※資料画像:「履歴書」、「腹稿・虎」、「南方マンダラ(土宜法龍宛書簡)」
⓹「没後の顕彰事業の歴史」コーナー
・解説グラフィック
・南方熊楠邸模型
⓺資料検索用パソコン(2階) 2台
・顕彰館ホームページから資料や情報等の閲覧。
南方熊楠顕彰館常設展展示替えについて
南方熊楠顕彰館では2018年度に常設展の展示替えをおこなっています。
顕彰館は、南方熊楠邸に遺された蔵書・資料を恒久的に保存し、熊楠に関する研究を推進し、その成果の活用を図り、熊楠について顕彰するための施設として、南方熊楠顕彰館が2006年5月14日にオープンしました。「研究の推進」「成果の活用」とあるように研究色の強い施設で、常設展の展示内容は簡素で、田辺と熊楠翁を簡単に説明しただけのものとなっており、リピーターの確保が困難な内容となっています。
2017年に熊楠翁生誕150周年を迎え、今後の南方熊楠翁顕彰事業を考えた際、持続ある顕彰事業を行うためには、幅広い世代、特に若年層に親しんでもらえるような展示が必要であるとの結論に至りました。また、国際化に対応するため、英語、中国語(繁体字・簡体字)も併記します。1年を通して作業してきましたが、いよいよ工事に入ります。
工事中も開館していますが、顕彰館1階の常設展は見学できませんので、ご理解くださいますようお願いいたします。
南方邸は通常通り観覧できます。顕彰館2階の交流・閲覧室も入室可能で、そこから工事風景をご覧いただくことも可能です。
常設展の再オープンは3月23日(土)となります。
記
常設展観覧中止期間:3月4日㊊~3月22日㊎(※期間中の休館日:3月4日、11日、18日、22日)

【終了しました】第52回月例展 熊楠とゆかりの人びと 第35回「田中長三郎」展
南方熊楠と繋がりのあった人物を取り上げて、その人物の生涯や業績、熊楠との関係などをご紹介します。
第35回では、田中長三郎(たなかちょうざぶろう)を取り上げます。田中長三郎(1885-1976)は、九州帝国大学講師や台北帝国大学教授、また戦後には東京農業大学、大阪府立大学教授などを歴任した農学者で、南方植物研究所の開設をつよく熊楠と周囲の人にはたらきかけ、とくにその「設立趣意書」の草稿を執筆した人物として知られています。
今回の展示では、熊楠と田中長三郎の関係について、関連資料とともにご紹介いたします。
◆会期
2019年2月2日(土)~3月10日(日)
◆展示内容
・南方熊楠、田中長三郎と初対面、スウィングルを案内して
・熊楠、渡米要請を辞退 代わって田中がアメリカへ渡航
・田中帰国、田辺で熊楠の歓待を受ける、徹宵談義
・田中の博物館-研究所構想 研究所趣意書起稿
・田中2回目の渡米 蔵書・標本を熊楠に預託 書庫の整備
・ペンツィヒ文庫購入問題、両者に不信を生ず
・田中の帰国と柑橘研究
・田中、台北帝国大学へ
・国立台湾大学図書館「田中長三郎文庫」
◆展示担当
川島 昭夫氏(京都大学名誉教授)
蔡 平里氏(台湾大学名誉教授)
松居 竜五氏(龍谷大学教授)
志村 真幸氏(慶応義塾大学非常勤講師)





