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【終了しました】【関連イベント】座談会「自筆資料でたどる〈南方熊楠と猫〉」 杉山和也×志村真幸×岸本昌也トークイベントのご案内
関連イベントのお知らせです。
『熊楠と猫』(共和国) 刊行記念
座談会「自筆資料でたどる〈南方熊楠と猫〉」
杉山和也 × 志村真幸 × 岸本昌也 トークイベント
日程:2018年7月11日 (水)
時間:19:00〜20:30
開場:18:30〜
料金:1,350円(税込)
定員:50名
会場:青山ブックセンター本店内 小教室
生誕150年を経て、今なお話題のつきない稀代の人類学者・南方熊楠は、無類の猫好きという一面を持っていました。
このことは水木しげるの漫画『猫楠』などの伝記作品を通して広く知られています。
けれどもその熊楠と猫との触れ合いが実際にはどのようなものであったのかについて、文献資料に基づいてきちんと検証されることは、これまでほとんどありませんでした。
そこでこのたび刊行されたのが、ひたすら熊楠と猫の関係性に焦点をあてた初の単行本『熊楠と猫』です。
熊楠が猫とどのように戯れ、絵に描き、考察し、あるいは俳句を作っていたかを、熊楠自身の手紙や原稿を通して探りました。
今回は『熊楠と猫』の刊行を記念して、執筆陣のうち3名が、それぞれの専門の立場から語らいつつ、熊楠の自筆資料を多角的に分析、紹介し、〈南方熊楠と猫〉の実態を探ります。
◆お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00
申込方法等、詳細につきましては青山ブックセンターホームページをご覧ください。
【終了しました】【関連講演会】第2回府民講座「南方熊楠ゆかりの地を歩く」のご案内(大阪府立中央図書館)

2018年7月14日(土)に大阪府立中央図書館ライティホールにて講演会が行われますので、お知らせいたします。
平成30年度 第2回府民講座
「南方熊楠ゆかりの地を歩く」
150年前に生まれた南方熊楠は、明治の時代に海外遊学し、博物学、生物学、民俗学の智の巨人となりました。
熊楠はどんなメッセージを私たちに残してくれたのでしょう。
柳田國男によって編まれた『南方二書』を紐とき、熊楠の思考と宇宙観、
そして自然との共生や文化の多様性を目指し現代に通じるジャパニーズ・エコロジーを学びます。
さらに、世界遺産や国の名勝「南方曼荼羅の風景地」となった、
熊楠ゆかりの地の歩き方を写真とともに語ります。
第1部「新しい南方熊楠の姿『南方二書』を改めて読む」
講師/田村義也(南方熊楠顕彰会学術部長)
第2部「ジャパニーズ・エコロジー南方熊楠ゆかりの地を歩く」
田村義也(南方熊楠顕彰会学術部長)
大竹哲夫(南方熊楠顕彰会事業部委員・み熊野ねっと)
川廷昌弘(公益社団法人日本写真家協会・一般社団法人CEPAジャパン)
日にち:2018年7月14日(土)
開 演:14時(13時30分開場)
場 所:大阪府立中央図書館ライティホール
定 員:380名(先着順)
受講料:500円(税込)
また、関連展示も開催されます。
〇ポスター写真展
撮影:川廷 昌弘
南方熊楠は、日本で最初にエコロジーという言葉を使って神社合祀に反対し自然保護運動を行いました。
さらに「風景を利用して地域の繁栄を計る工夫をせよ。追々交通が便利になったら必ずこの風景と空気がいちばんの金儲けの種になる」と言い、今で言う観光振興による地方創生に先駆けた考えを持つ、文字通り100年早かった智の巨人でした。
一般社団法人CEPAジャパンでは、南方熊楠ゆかりの地を国の名勝地として定めた「南方曼荼羅の風景地」13か所を含む47か所を、写真家である川廷昌弘氏が大竹哲夫氏と共に訪ね、2年の歳月をかけて撮影を行いました。
その中から選りすぐりのポスター写真「南方熊楠からのメッセージ」を展示いたします。
期 間:2018年6月27日(水)~7月22日(日)
場 所:大阪府立中央図書館1階 エントランス
時 間:9:00~19:00(土日祝は17:00まで)
休館日:月曜日(月曜が祝・休日の場合はその翌日)
料 金:無料
主催/大阪府立中央図書館 指定管理者 長谷工・大阪共立・TRCグループ
特別協力/南方熊楠顕彰館(田辺市)
企画協力/一般社団法人C E PAジャパン
申込方法等、詳細につきましては大阪府立中央図書館ライティホールのホームページをご確認ください。
熊楠関連書籍のご案内 『kotoba』 2018年夏号 日記を読む、日記を書く。

熊楠関連書籍のご案内です。
集英社さんより発売中の『kotoba』2018年夏号の特集は「日記を読む、日記を書く。」です。
熊楠の日記も紹介されていますので、是非ご覧ください。
※集英社kotobaホームページより
永井荷風、夏目漱石、南方熊楠、湯川秀樹、かこさとし、植草甚一、アンネ・フランク、ベートーヴェン、アナイス・ニン……。
市井の人はもちろん、文人、芸術家、政治家まで、多くの人々が様々な日記を残してきた。
本来個人的な日常の記録だったはずの日記は、ときに、筆者の思惑を超えたドラマを生み出す。
そこには本人の意識を超えた思考の流れ、虚構の世界が展開されているかもしれない。
日記には、小説、ノンフィクションにはない表現の可能性が秘められているのだ。
日記をめぐる前代未聞の探索を存分にお楽しみください。
ちなみに、湯川秀樹の父親である小川琢治はわが町田辺市出身です。
【終了しました】【関連イベント】「第24回公開講演会 ―緑の地球と共に生きる―」のご案内

本日チラシが届きましたので再度ご案内します。
京都工芸繊維大学で「南方熊楠と環境」をテーマにした講演会が開催されます。
平日ですがご興味のある方はご参加ください。
主催:京都工芸繊維大学環境科学センター
日時:2018年6月25日(月) 14:00~17:00
会場:京都工芸繊維大学60周年記念ホール 入場無料
内容
14:00~14:10 開会の挨拶 森迫清貴 京都工芸繊維大学学長
14:10~15:20 「エコロジスト 南方熊楠」 岩崎仁 京都工芸繊維大学 環境科学センター 准教授
休憩
15:30~16:40 「南方マンダラと生態系」 松居竜五 龍谷大学 国際学部 教授
16:40~16:55 ディスカッション
16:55~17:00 閉会の挨拶 柄谷肇 京都工芸繊維大学環境科学センター長
京都工芸繊維大学環環境科学センター
チラシはこちら
【終了しました】第50回月例展 熊楠とゆかりの人びと第33回「江聖聡」
会期:2018年6月2日(土)~7月1日(日)
展示説明会:6月23日(土)14時~
1891年から1892年にフロリダ州ジャクソンヴィルに滞在した若き日の南方熊楠は、そこで現地の中国人移民たちのコミュニティの中で生活するようになります。その時、熊楠にもっとも親切にしてくれたのが、広東生まれの江聖聡(こう・せいそう)という人物でした。江は、熊楠が5か月間のキューバでの植物採集旅行を終えてジャクソンヴィルに戻ってからは、食料品店を営む自宅に熊楠を半年以上にわたって寝泊まりさせてくれました。「その支那人おとなしき人にて、小生の学事を妨げざらんため毎夜不在となり、外泊し暁に帰り来たる」という熊楠の述懐には、江の温かい人柄がにじみ出ています。
今日、当館には、江聖聡から熊楠に宛てられた書簡が多く保管されています。それらの書簡からは、江の人柄とともに、当時の在米中国人としてはかなりの知識人であったこともうかがうことができます。幼い頃から漢文による教養を身につけた熊楠にとって、同時代の中国人と緊密に交流したことは、世界観を大きく広げるできごとであったと考えられます。この月例展では、19世紀末のフロリダで出会った二人の東洋から来た若者がどのように友情を結び、生活をともにしていたのかを探りたいと思います。
◆展示内容
はじめに
広東の知識人と熊楠
孫文と南方熊楠
アメリカにおける中国人の苦力(クーリー)たち
江聖聡とジャクソンヴィルの中国人社会
江聖聡との出会いと友情
江聖聡の食料品店
その後の江聖聡
◆展示担当
松居竜五氏(龍谷大学教授)
劉運濤氏(重慶大学講師)
◆展示資料
熊楠と江聖聡の写真
江聖聡からの書簡
南方熊楠日記
ジャクソンヴィル鳥瞰図
その他関連資料
◆展示説明会(申込不要、無料)
6月23日(土)14:00~
講師:松居竜五氏(龍谷大学教授)





