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第51回月例展 熊楠とゆかりの人びと 第34回「宮武省三」展


南方熊楠と繋がりのあった人物を取り上げて、その人物の生涯や業績、熊楠との関係などをご紹介します。
第34回では、宮武省三(みやたけせいぞう)をご紹介します。宮武は香川県高松市出身で、早稲田大学卒業後、日本郵船・大阪商船会社に勤め、支店長、東洋部次長などを歴任しました。民俗学に関心が深く、『讃州高松叢誌(さんしゅうたかまつそうし)』、『習俗雑記』、『九州路の祭儀と民俗』などの著作があります。雑賀貞次郎とともに、熊楠の民俗学における弟子として新聞に名前が出たりもしました。
宮武は熊楠を尊敬しており、1923(大正12)年12月に質問の手紙を送ったのを最初として、熊楠が亡くなる1941(昭和16)年までに通信は3百通以上に及びました。熊楠は、宮武の学識を認め、民俗学から生物研究まで自分の関心を幅広く書き記しました。宮武は、熊楠の求めに応じて、九州方面の変形菌や淡水藻などを採集して、研究に協力しています。
今回の展示では、宮武省三ゆかりの資料をご遺族から拝借し、顕彰館所蔵の関連資料とともにご披露致します。

◆会期
2018年10月6日(土)~11月4日(日)

◆展示内容
・はじめに
・業績紹介
・宮武省三の民俗学研究① 単著
・熊楠と省三の文通① 発端
・熊楠と省三の文通② 熊楠の人物評
・熊楠と省三の文通③ 現存書簡の状況
・宮武省三の民俗学研究② 雑誌投稿
・宮武省三の植物研究
・終わりに/略年譜

◆展示担当
広川 英一郎氏(私立高等学校教諭)
田村 義也氏(成城大学非常勤講師)

◆協力
笠井 純一氏(金沢大学名誉教授)

◆展示説明会(申込不要、無料)
10月7日(日)14:00~
講師:広川 英一郎氏(私立高等学校教諭)