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平成23年度 南方熊楠研究奨励事業助成研究決定
【審査会の概要】
 平成23年度南方熊楠研究奨励事業の助成研究選定・第二次審査会は、申請のあった応募研究4件について、選定委員が書類審査によりの個別評価を取りまとめた集計結果に基づき、再度各応募研究についての評価を出し合いながら、慎重に審議を行った。
 審議にあたっては、応募要項の「対象研究分野」に規定する研究計画であるかどうかという観点での協議を中心に行い、下記事項に留意、比較評価し、助成研究選定の審議を行った。
 (1) 南方熊楠自身に関する研究計画、熊楠の業績に関する研究計画、または、南方熊楠顕彰館所蔵
 資料を用いた研究計画であるか。
 (2) 研究成果につながる研究計画であるか。
 (3) 今後の熊楠研究の展開上、新らたな着想、独自性のある研究計画であるか。
 (4) 南方熊楠顕彰館での調査研究の必要性、等
 (5) 経済的必要性

 
【審査会の結果】
下記の2件が平成23年度南方熊楠研究奨励事業の助成研究に決定しました
助成研究@
主  題 南方熊楠と近世説話
副  題 『奇異雑談集』の受容と諸本をめぐる問題
研究者 今枝 杏子
所 属 奈良女子大学大学院人間文化研究科 博士後期課程
助成研究A
主 題 南方熊楠と神社合祀反対運動再考
副 題 フィールドワークから見た南方と地域との関係
研究者 櫻井 想
所 属 龍谷大学大学院国際文化学研究科 特別専攻生


 
 
【南方熊楠研究奨励事業助成研究選考について(講評)】
 本研究助成事業は、南方熊楠顕彰館の所蔵する資料が広く内外の研究者により調査・研究され、南方熊楠の業績についての理解が深まるとともに、南方が取り組んだ学問領域への若い研究者の参加を奨励することを目的として、平成20年に創設されました。4回目となる今年度は、4件の応募がありました。
 応募された研究計画は、それぞれに異なる研究領域を背景とした多様な内容のものとなっており、南方熊楠に対する関心が多面的に広がりつつあることをあらためて感じさせました。また、在野の研究者であり続けた南方熊楠を対象とする奨励事業にふさわしく、大学など既存の研究機関に属さない方からの応募を今年もいただけたことを、審査員一同うれしく思っております。
 どの申請研究のテーマも興味深く、審査会の議論は慎重なものとなりました。最終的に2件の研究計画が採択されることとなりましたが、その他の応募研究も、研究課題としてそれぞれ興味深く、またこれまでの研究が充分ではなかったあらたな課題を志したもので、今後について期待感を抱かせてくれるものでした。今回選にもれた応募者各位にも、引き続きそれぞれのご関心を深められ、その成果を元に、次回以降ふたたび応募していただければと考えております。
 採択された2件は、研究の対象と方法の双方が明確に提示され、応募者がこれまでにおこなってきた取り組みとあわせて、研究の現実性を高く評価されたことが決め手となりました。
 このうち、今枝さんの研究計画は、『奇異雑談集』を中心に近世説話文学に取り組まれてきた立場から、南方旧蔵書中に含まれる同書(高木敏雄筆写本)を焦点とするものです。南方による世界の説話文学の受容と比較説話文学研究は、南方邸蔵書・資料の調査が進展するに従い近年急速に研究が進みつつある領域です。今枝さんの研究にも、南方や高木らによってその時代に形作られつつあった比較説話研究の文脈の中に南方の『奇異雑談集』受容を位置付けつつ、そうした新潮流に寄与するものとなることを期待したく思います。
 また櫻井さんの研究計画は、訪問・採集・聴き取りといったフィールドワークによる非文献資料の収集をこれまでもされてきたご自身の民俗学的実践を基礎として、南方の神社合祀反対運動についてあたらしいアプローチを試みるものです。南方自身の言説とその時代の歴史的状況を照らし合わせる研究が進行しつつある中、これまでにないあらたな資料や視点が提示されることが望まれるのはもちろんですが、時間の経過とともに変容した地域社会の過去を探るという困難な課題への挑戦は、その試み自体が意義ある実践となることが期待されます。
 審査委員会としては、この助成事業をきっかけとして、熊楠の研究と言説にあらたな光りを当て、また熊楠が残した資料にあらたな命を吹き込む研究が今後も登場することを願っています。その期待に手応えを感じさせてくれた、助成事業応募者各位に感謝の意を表したいと思います。
                         

                                                 審査委員会一同
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