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平成22年度 南方熊楠研究奨励事業助成研究決定
【審査会の概要】
 平成22年度南方熊楠研究奨励事業の助成研究選定・第二次審査会は、申請のあった応募研究4件について、選定委員が書類審査によりの個別評価を取りまとめた集計結果に基づき、再度各応募研究についての評価を出し合いながら、慎重に審議を行った。
 審議にあたっては、応募要項の「対象研究分野」に規定する研究計画であるかどうかという観点での協議を中心に行い、下記事項に留意、比較評価し、助成研究選定の審議を行った。
 (1) 南方熊楠自身に関する研究計画、熊楠の業績に関する研究計画、または、南方熊楠顕彰館所蔵
 資料を用いた研究計画であるか。
 (2) 研究成果につながる研究計画であるか。
 (3) 今後の熊楠研究の展開上、新らたな着想、独自性のある研究計画であるか。
 (4) 南方熊楠顕彰館での調査研究の必要性、等
 (5) 経済的必要性

 
【審査会の結果】
下記の2件が平成22年度南方熊楠研究奨励事業の助成研究に決定しました。
助成研究@
主  題 熊楠の漢籍と仏典をめぐる比較説話研究
副  題 書き込みと田辺抜書を中心に
研究者 高 陽
所 属 清華大学(中国・北京)助教・博士研究員、立教大学特別研究員
助成研究A
主 題 南方熊楠の天覧標本『ウガ』の謎を解く
副 題 「海蛇の尾に付くフジツボ」から見る熊楠の自然観・宗教観
研究者 倉谷 うらら
所 属 サイエンスライター、海洋生物研究家


 
 
【南方熊楠研究奨励事業助成研究選考について(講評)】
 今回は応募申請数が四件と少ないことが懸念されたが、内容的にはそれぞれレベルの高いものであり、最終的には僅差で採択者が決定された。
 まず、高さんの研究計画は、「田辺抜書」中の『今昔物語集』抜き書き部分、および『攷証今昔物語』への自筆書き込みの分析を通じて、熊楠の漢籍や仏典の読解をとらえようとするもので、顕彰館資料を十分に利用する点と研究の実現可能性の点で高く評価された。申請者が中国語圏の研究者であることも、今後の研究の国際的な広がりを期待させるものである。
 倉谷さんの研究計画は、熊楠の残したフジツボのついたウガ(海蛇の一種)の標本に関するもので、審査委員会では着眼点に高い評価がなされた。昭和天皇へのご進講の際に、なぜ熊楠がこのウガの標本を最初に解説したかという謎は、まるで推理小説のように興味をかきたてるもので、早く結末を知りたいという気にさせる。審査委員の中には、申請者の方法がいわゆる大学の「学問」的な方法論とは異なるサイエンス・ライター的なアプローチである点をあえて評価したいという声もあった。
 残念ながら今回は採択できなかった研究計画のうちの一件は、熊野の精神史と熊楠の神社合祀反対運動を結びつけようとするもの、もう一件は熊楠と当時の文学者のつながりを分析しようとするものであった。いずれも重要な問題を含んでおり、ぜひ計画を練り直して再度申請をしていただきたいというのが審査員一同の一致した希望である。
 今回、応募数が少ない中で、採択者を含めて国際的な広がりのある申請があったこと、また大学所属の研究者からではない申請があったことは大きな喜びであった。この事業は、顕彰館資料を活用するという点さえ明確であれば、国内外からのさまざまな研究計画を受け入れたいと思っている。次回以降も、多彩な計画を奮って応募していただきたい。



                南方熊楠研究奨励事業助成研究選定委員一同
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